モルガン・スタンレーは、7月31日のレポートで、石炭価格の低迷、電力需要の若干の上昇などの要因で、2013年下半期および2014年の中国本土電力企業の業績が引き続き力強い伸びとなるとの見通しを示した。1日付中国証券報が伝えた。
中国本土電力株投資で、大唐発電(00991.HK)と華電国際(01071.HK)が最も魅力的である。そのため、モルガン・スタンレーが大唐発電の投資判断を「バイ」に上方修正し、目標株価を3.58香港ドルから4.2香港ドルに引き上げ、華電国際の投資判断を「バイ」に維持しながら、目標株価を4.7香港ドルから4.75香港ドルに引き上げた。
石炭価格の下落やその他のコストの低下により、2013年上半期の中国本土電力企業の純利益が前年同期比で75%―530%増になる、とモルガン・スタンレーが見込んでいる。
「中国証券報」より 2013年8月1日