中国共産党中央政治局は30日午後、中国の「海洋強国」の建設に向けた研究をめぐって、8回目となる合同学習会を開催した。中国共産党中央委員会の習近平総書記は学習会に際し、「『海洋強国』を建設することは中国の特色ある社会主義事業の重要な部分である」と強調した。1日付中国証券報が伝えた。
習総書記はまた、「海洋資源の開発能力を高め、海洋経済を質と効率の高いモデルへと転換することに力を入れる必要がある。発達した海洋経済は『海洋強国』の建設を支えるのに重要である。海洋における開発能力を高める必要があり、開発範囲を拡大することで、海洋経済を新たな成長源とするよう努めるべきである。海洋産業の計画と指導を強化し、海洋産業の構造を合理化することで、海洋経済の効率を高める必要がある。また、強力な海洋戦略的新興産業を育成することにより、経済成長における海洋産業の寄与度を高め、海洋産業が中国の基幹産業になるよう努めるべきである」と述べた。
「中国証券報」より 2013年8月1日