中国国務院弁公庁は先般発表した小企業・零細企業の発展に向けた金融支援政策の実施に関する意見で、小企業・零細企業に対する金融サービスの徹底により一層力を入れ、全力で小企業・零細企業の健全な発展を支援することを求めた。13日付中国証券報が伝えた。
意見では以下のことが提起された。小企業・零細企業への貸付伸び率と新規貸付に対して設定した基準値以上の水準を着実に達成し、貸付資産の証券化の順調な発展を徐々に推進する。インターネットなどの最新技術や最新ツールを十分に活用することで、インターネット金融サービスモデルを絶えずイノベーションする。小企業・零細企業向け直接融資のルートを拡大し、創業板(新興企業向け市場)への上場にあたって、イノベーション企業や成長企業の参入基準を適度に緩和し、上場している小企業・零細企業のリファイナンス制度をいち早く始動する。創業板、新三板(株式譲渡代行システム)、社債、私募債などの市場において、小企業・零細企業向けの小額・スピーディー・融通性の高い融資システムを形成する。
「中国証券報」より 2013年8月13日