中国で、最も発展の余地がある地域は中・西部=李総理

中国で、最も発展の余地がある地域は中・西部=李総理。 中国国務院の李克強総理は19日に蘭州市で、「中国経済の非合理的な構造は、都市部と農村部および地域間の発展の不均衡によって示されている。一方で発展の最大の余地が残されているのは、中西部だと強調した…

タグ: 中国の経済発展

発信時間: 2013-08-20 10:21:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

李総理は、「中国経済の非合理的な構造は、都市部と農村部および地域間の発展の不均衡によって示されている。一方で発展の最大の余地が残されているのは、中西部だ。西部大開発は、地域の調和的な発展の全体構造において優先的な位置に据えられており、経済の持続的かつ健全な発展の重要な支柱であり、社会の公正を促進する必然的な要求でもあり、差別化された経済政策を施行しなければならない。重点インフラ整備をより多く西部に向け、整った鉄道・道路網の構築を加速し、重大水利工事を推進する。積極的に産業の移転を促し、特色と優位ある産業を育成し、現在の優遇政策を継続した上で新たな措置を講じ、西部の労働密集型・環境友好型産業の受け入れ、水・光・風などの自然資源の開発利用、優位あるエネルギー鉱産物資源の現地加工を支持する。新型都市化と農業現代化の効果的な融合を促進し、相互補完させる。科学技術および人材の支えを強化し、インセンティブ制を導入し、人材を西部に留めることを奨励し、彼らの創業・イノベーションのエネルギーをより良く発揮させる」と発言した。

李総理は、「西部開発も貧困撲滅も、改革の深化と開放の拡大を必要とし、社会主義市場経済体制を整えなければならない。貧困撲滅は発展の程度を測る重要なシンボルであり、小康社会の全面建設の重点と難点でもある。全国の貧困人口の過半数、貧困区の多くが西部地区にある。思考回路とメカニズムを革新し、貧困撲滅を徹底し、貧困区を主戦場とし、国家から資金・政策面の支援を与える。開発式貧困撲滅、造血機能の強化を基礎とし、エコ文明建設を重要な足掛かりとし、環境保護を徹底し、生態移民(自然条件の劣悪な地域の住民を条件のよい地域へ移住させること)、耕地を森林に戻すプロジェクト、特色と優位ある産業の発展を結びつける新たな道を模索する」と強調した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月20日

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