中国国務院常務会議は今年5月6日、「鉄道投融資体制改革プランを制定し、社会資本の既存の幹線鉄道などに対する投資を促す」と提案した。上述した同意見は、5月の会議の内容を詳細化したものだ。
専門家は、「中国経済の発展には、依然として鉄道の建設が欠かせない。鉄道がなければ、中国の製鉄・石炭産業の発展に影響し、客観的に見て西部地区の高度発展を阻害する」と指摘した。
同意見は、鉄道投融資体制の改革と鉄道建設推進の加速は、「工業化・都市化の進展の加速、関連産業の発展のけん引、投資の合理的な増加、交通輸送構造の改善、社会の物流コストの削減、人々の安全な外出にとって、かけがえのない重要な働きを持つ」と明確に指摘した。