中国景気拡張局面入りも、当面大幅な回復望めず

中国景気拡張局面入りも、当面大幅な回復望めず。

タグ: 中国景気拡張局面入り

発信時間: 2013-08-23 16:47:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆必要があれば預金準備率引き下げを視野に

万博経済研究院院長・滕泰氏は「2010年来、経済成長率が低下し続けているのは、主に金融引き締め政策による影響であり、構造的な通貨供給の不足は金利がますます上昇する状況を招いた。民間経済と中小企業は十分な資金を得られず、実体経済の融資コストも高く、経済成長率が低下するのは当然のことである。そのため、金融の引き締めを緩和に転換すべきである。7月に入ってから、中央銀行は純資金放出を毎週行い、公開市場操作を通して市場に流動性を注入しているものの、強度が不足しているため、高金利の状況は依然改善されていない。下半期は預金準備率を引き下げ、或いは定期預金の金利を引き下げることで、市場の資金逼迫状況を大幅に緩和すべきである」との見方を示している。

2013年の経済情勢をめぐって、中央銀行は幾度となく「上限と下限」の考え方を強調し、減税や老朽家屋の修繕による困窮家庭の住環境改善、軌道交通と高速鉄道の建造、省エネ・環境保護政策、消費水準の向上、情報関連消費促進などの「弱い刺激策」を多数打ち出してきた。政策が重視しているのは、単純な景気てこ入れと刺激策による経済成長ではなく、安定した経済成長の維持と構造調整の関係である。

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