(一)中日貿易は世界のバリューチェーンの重要な構成部分であり、世界経済情勢の影響を受けやすい。欧米などの市場の低迷、中国のこれらの市場に対する輸出額の減少は、日本製の関連する原材料・部品の輸入減を招いた。
(二)円安もまた、中日の貿易に影響をもたらした。円相場は2012年末より大幅に下落し、中国の対日輸出商品の価格が上昇し、中国の日本への輸出に影響した。
(三)中日の経済活動の主体は両国の企業と国民である。日本政府と一部の政治家の中国問題に関する誤った言行が中国人の感情を著しく損ね、一部の中国人消費者の日本製品購入の積極性に影響した。これが貿易に反映され、日本製の自動車、家電、部品などの商品の対中輸出の減少を招いた。
沈報道官は、「中日に経済貿易関係が今日の規模と水準まで発展したのは、中日双方の長年に渡る共同の努力による結果で、得難いものであるため、双方はこれを共に維持する必要がある。日本は中国と向き合い、両国間の関連問題を適切に処理し、中日経済貿易関係の発展に向け有利な条件を創造すべきだ」と発言した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月25日