中国の反腐敗強化に世界が注目 石油産業にまで拡大

中国の反腐敗強化に世界が注目 石油産業にまで拡大。

タグ: 反腐敗 石油産業 規律違反 中国の石油業界

発信時間: 2013-08-29 12:45:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「中国石油集団の幹部3人失脚 中国の反腐敗運動拡大」との見出しで米ブルームバーグ社は28日、中国の反腐敗運動は時価総額が最も高い企業、中国石油集団(CNPC)にまで及んだと伝えた。同社は27日、幹部3人が辞任し調査を受けたと表明。株価も同時に下落した。リヨン証券のアナリスト、サイモン・パウエル氏は「唯一同じような例として思い出すのが、07年の中国石油化工(Sinopec)の 陳同海董事長の逮捕」と語った。陳氏は09年に収賄の罪で執行猶予付きの死刑判決が下った。CNPCへの調査はちょうど中国最高指導部がより広範な腐敗対策を始めた時にあたる。

英BBCが伝えたところによると、中国国務院国有資産監督管理委員会は27日、「厳重な規律違反の嫌疑」があるとして調査をうけたCNPCの幹部3人は副総経理の李華林容疑者、副総裁兼長慶油田支社総経理の冉新権容疑者、同社総地質調査士で探査開発研究院院長の王道富容疑者と発表した。この前日、中国当局は同社副総経理の王永春容疑者を「厳重な規律違反の嫌疑」があるため「現在組織による調査を受けている」と発表した。王容疑者は副総経理のほかに大慶油田有限責任公司総経理の職務を兼任。仏RFIは、王容疑者は四川省委副書記の李春城氏に続いて今年落馬した2人目の第18期中央候補委員と伝えた。

 

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