中国国家質量監督検験検疫総局は4日、ハイブリッドシステムの不具合により、トヨタ自動車(中国)投資有限公司が9月4日より、2006年4月3日から2008年12月1日に生産された、2006-2008年版のレクサスRX400h(輸入車)をリコールすると発表した。統計データによると、中国大陸部では2021台がリコール対象車となった。京華時報が伝えた。
公告によると、メーカー側の設計上の問題が原因で、ハイブリッドシステムのインバータ内のトランジスタにおけるハンダ付けの耐熱性不足により、高電圧システムの電圧がトランジスタに及び、動力電源回路のヒューズを溶かし、車両が走行不能に陥る恐れがあるという。
同社は上述したリコール対象車について、改良後のスマート動力モジュールへの無料交換を実施し、正規ディーラーを通じてリコール対象となったユーザーに連絡し、無料メンテナンスを手配すると表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月6日