今年の経済流行語から、「衣食住交通」をめぐる人々の新たな変化がうかがえる。進行中の変化もあれば、始まったばかりの変化もある。新華網が伝えた。
▽海外通販
今年は国が国境を越えた電子商取引(eコマース)のテスト事業を正式に推進した後に「ダブル11」(独身の日)の海外通販ラッシュを迎えた初めての年だ。海外通販は特別なことではなくなり、中国の消費者は家にいながらにして世界中のものを買えるようになった。ますます多くの輸入商品が人々の日常生活に入り込んでいる。
▽不動産価格が上げ止まり
ここ数年続いて不動産価格の急激な上昇に、今年はついにストップがかかった。統計データをみると、11月末現在、全国の大中都市70カ所のうち、新築分譲住宅の販売価格が3カ月連続で前月比上昇した都市は1つもなかった。家を買った上海市の王さんは、「半年ほど待って、手が出る価格になったと思えたから」と話す。10月と11月には多くの地域で住宅取引件数が過去最高を更新した。