中国国家統計局が9日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比で2.6%上昇した。上昇幅は前月から0.1縮小した。1―8月のCPIは前年比で2.5%上昇した。10日付中国証券報が伝えた。
国家統計局は、8月のCPI上昇の原因について、タイムラグ要因と新たな物価上昇要因がそれぞれ同月のCPIを1.1、1.5ポイントを押し上げたとしている。
同月、食品価格と非食品価格はそれぞれ4.7%、1.5%上昇し、食品価格による物価押し上げ効果が大きかった。また、居住関連の上昇幅が2.6%で、中でも家賃の上昇幅が4.4%と、伸びが目立った。
「中国証券報」より 2013年9月10日