中国国務院はこのほど「大気汚染防止改善行動計画」を発表しました。この計画は、今後の全国大気汚染改善の基準となるものです。
計画によりますと、今後5年間で大気の重度汚染日数を大幅に減少させ、北京、天津、河北省、長江デルタ地域、珠江デルタ地域を重点に大気の質を好転させます。また将来的には重度汚染をなくし、全国範囲で大気の質の改善を図ります。
上記の目標を実現するための具体的な措置として、計画には重度汚染物の排出削減、経済モデルの転換とグレードアップの推進、科学技術の革新能力の向上、クリーンエネルギーの供給の増加、産業バランスの最適化など10項目が盛り込まれています。
中国国際放送局日本語版 2013年9月12日