◆2002年 テナント物件
2002年頃の上海の不動産価格はまだ低位を推移しており、市街地を除く多くの場所では成熟したビジネス街が形成されていなかった。当時のテナント物件への投資は、不動産価値の増加による利益を獲得できるほか、テナント料の高騰により長期的かつ安定的な収益を得ることができたため、「一石二鳥」と言えた。
現在テナント物件の投資収益率は低迷しているが、都市化の進展の持続により、周辺地域には発掘のチャンスが残されている。例えばまだビジネス関連施設がそれほど整っていないが、将来的に多くの人口が入居するエリアは、新たな「金山」になるだろう。