◆廉価版が4488元?
「アップルが低価格機を発表する」という噂が以前から広く伝わっており、業界内では約3000元(約4万8000円)と予想されていたが、4488元という価格はまさにびっくり仰天だ。ミドル・ローエンド市場向けの携帯電話としては、この価格は信じられないほど高額であり、しかも低スペックすぎる。
◆専門家 マーケティングのミスを指摘
中国モバイルネットワーク産業連盟の李易秘書長は記者の取材に応じた際に、「アップルの製品面の努力は、この最悪なマーケティングによって台無しにされた。アップルの今回の情報漏えい防止は少しも徹底されておらず、5Cに関する情報が早くから伝わっており、廉価版と分析されてしまった。先に情報を得てミスリードされた消費者は、新製品の価格が発表されると失望を深めた」と分析した。
李秘書長は、「秘密を保持すべき時にアップルは保持できず、噂が広まった時にも説明をしなかった。5Cという製品は、アップルにむざむざ台無しにされてしまうだろう。アップルの中国での発表会も失敗したPRで、無理をして笑いものになった。アップルの役員は消費者に謝罪し責任を負うべきだ」と主張した。