2013年の初めの数カ月間、米国アップル社の中国でのイメージは「形無し」といったところだった。このことを忘れてはならない。中国でのアフターサービスをめぐる差別的な方針や傲慢な態度が次々に明るみに出され、インターネット界の大物たちは手を取り合って「8時20分事件」(ミニブログで8時20分にアップル批判を発表した事件)を起こした。だがこうした動きも中国で前進するアップルの足取りを止めることはできなかった。アップルは今や雪辱を遂げ、世界に先駆けて次世代スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」(アイフォーン)を中国で発表し、中国で単独の発表会を行うという前例のない動きに出た。理由は新iPhoneを「利用者に体験してもらうため」というシンプルなものだ。「人民日報」海外版が伝えた。
アップルの携帯電話利用者の多くが、「一度アップル製品を使うと、やめようにもやめられなくなる」と話す。また陶磁器の手触りとガラスの手触りはやはり違い、値段も変わるのは当然のことだと話す人もいる。