謝氏は、「遺伝子組み換えイネとトウモロコシは、種子法の定める審査を終えておらず、実用化栽培に移っていない。中国ですでに実用化栽培を行っている遺伝子組み換え作物は、綿花とパパイヤのみだ」と指摘した。
中国が加工原料用の輸入を許可している遺伝子組み換え作物には、大豆、トウモロコシ、アブラナ、綿花、てんさいがある。これらの食品は中国の安全証書を取得しなければならない。
中国は「農業遺伝子組み換え生物輸入安全管理方法」、「農業遺伝子組み換え生物加工審査方法」、「輸出入遺伝子組み換え商品検査・検疫管理方法」、「農業遺伝子組み換え生物識別管理方法」を制定しており、県級以上の地方政府の農業部門が遺伝子組み換え生物の識別の監督管理を担当し、中国国家質量監督検験検疫総局が輸入農業遺伝子組み換え生物の港湾における識別の検査・検証を担当するよう定めている。これらの管理制度は徹底されており、遺伝子組み換え作物がすべて識別されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月16日