「先進国に追いつけ」の過程において日本は中国の前方を歩んだ国だ。このため、中国にとって日本の教訓は研究し、汲み取る価値が大いにある。今後、中国は経済成長が次第に減速するに伴い、以前のような急速な歳入増加が見込めなくなる一方で、社会保障費と公共需要は確実に増加する。本当に厳しい財政状況は、まだこれからだ。日本の前轍を踏まないためには、1つには財政・税制改革を深化し、しっかりとした財政制度枠組みを確立する必要がある。もう1つには政府債務の増加を厳格に抑制する必要があり、大規模な財政刺激政策を安易に講じないことだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月21日