香港上海銀行(HSBC)が23日発表した9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.2で、6カ月ぶりの高水準となった。24日付中国証券報が伝えた。
サブ指数を見ると、雇用指数が縮小したことを除き、他の指数はいずれも上昇に転じている。中でも生産指数の速報値は51.1で、5カ月ぶりの高水準となった。
HSBC中国の屈宏斌チーフエコノミストは、「内需と外需がともに改善したことが牽引力となり、中国経済の成長回復の兆しが維持され、回復傾向は続く見込みだ。そのことが改革・イノベーションにプラスに働き、更には改革政策が中長期的な成長見通しを後押しすると見られる」との見方を示した。
「中国証券報」より 2013年9月24日