中国商用飛機有限責任公司は先般、中国民間航空分野における幹線用大型旅客機と支線用小型旅客機の需要が、向こう20年に5300機以上となり、中国の旅客機市場規模は4兆元近くに達するとの見通しを示した。
25日に開催された第15回北京国際航空展覧会で発表された中国商用飛機有限責任公司の中国民間航空機市場予測レポートで、政策の後押しを受け、向こう20年に中国民間航空産業の急成長が続き、国内市場の幹線用大型旅客機と支線用小型旅客機の需要が合わせて5300機以上となり、国内民間旅客機市場の規模は4兆元近くに達すると予測された。
中国商用飛機有限責任公司は、2032年までに国内旅客機の総数が2012年の1969機から6494機に増加し、世界旅客機総数に占める割合が今の11%から17%に拡大すると見ている。
「中国証券報」より 2013年9月26日