中国海関(税関)総署が発表した最新データによると、8月の中国の貿易額は堅調な伸びを維持した。中国商務部関係者は「貿易情勢が好転したのは、政府の貿易促進政策など一連の政策・措置による強力な後押しや、国内経済が回復軌道に乗っているのに伴って内需が回復し始めたこと、国際市場が回復しつつあることが背景にある」と見ている。26日付中国証券報が伝えた。
データを総括すると、浙江省や江蘇省などの沿岸地域の貿易データが大幅に好転していることが分かる。一部地方で、貿易拡大に向けた新政策が打ち出され、貿易関連企業の競争力が強化された。証券アナリストは「貿易関連データの好転が続いていることは、中国の貿易の持ち直し傾向が今後も維持されることを意味している」と指摘する。
「中国証券報」より 2013年9月26日