国家質量監督検験検疫総局(質検総局)は26日に通知を出し、日産(中国)投資有限公司がこのほど同局にリコール計画を打ち出したことを明らかにした。計画によると、日産は今年10月25日から、2004年11月8日-10年5月12日に製造された「フーガ」と「インフィニティM35」の輸入車の一部について、リコールを実施する。ある統計によれば、大陸部には対象車が3782台あるという。新華網が伝えた。
通報によると、メーカーの設計に問題があり、アクセルの踏み込み部分に横からの力が加わると、踏み込み具合を検知するセンサーが変形し、センサーから安定的に信号が送られなくなり、エンジンの安全保護効果が失われ、加速が十分でないときにエンジンが止まる可能性があり、非常に危険だという。同公司は対象車両の点検を行い、アクセルの踏み込み連結部分を改良型の部品に交換し、エンジンコントロールユニットの設定をやり直すとしている。
同公司は権限を授与したディーラーを通じてリコール対象車のオーナーと連絡を取り、無料でメンテナンスに応じる。オーナーはインフィニティ顧客サービスや最寄りのディーラーに問い合わせれば、関連情報を入手できる。
「人民網日本語版」2013年9月29日