2013年は、中国東北地区旧工業地帯振興戦略を開始してから10周年に当たる。この節目に際し、東北地区の新たな10年における発展水準の更なるステップアップを後押しする新政策が集中的に発表されると見られる。9日付中国証券報が伝えた。
政府関連部門は10月初め、関連政策の制定に向けて、遼寧省丹東市などの地域で調査を行った。政策の実施により、東北地区国境地帯の開発・開放への支援を強化し、東北地区の発展を促進することを目指している。
アナリストは、「今後、丹東市に代表される国境都市は対外開放の新たな局面を迎えるだろう。都市の優位性を活かすことで、丹東市は東北地区における多目的スポーツ車(SUV)の生産拠点になることが見込まれている。国境地帯のインフラ建設及び国境貿易に対する政府の支援は一層強化される見通しである」との見方を示した。
「中国証券報」より 2013年10月9日