海外メディアが見たGWの中国人観光客②中東諸国の富豪を上回る消費額

海外メディアが見たGWの中国人観光客②中東諸国の富豪を上回る消費額。

タグ: 中国人 海外旅行 贅沢品 消費

発信時間: 2013-10-09 13:58:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国のこうした状況とは打って変わり、英国は今年溢れんばかりの収益をあげた。英「デイリーポスト」は4日「中国人買い物狂が流れ込む」と題して、「国慶節連休」に多くの中国人観光客がロンドン市内西区のブランド店街でブランド品を買いあさり、異様な光景を見せたと報じた。報道によると、中国の顧客市場は巨大で、英国のブランドメーカーの競争も激しさを増しているという。店頭には中国語を話せる店員や中国語の表示、そしてあらゆる手を尽くして売れ行きの良いブランド品を揃え、中国人観光客のニーズを満たすよう努めている。中国人観光客のロンドンでの一人当たりの平均消費額は8000ポンドで、この金額は裕福で知られるサウジアラビア人が倹約的に思えるほど。「ロンドンを訪れる中国人はお金持ちが多いが、フェラーリで市内の渋滞を引き起こす中東諸国の観光客と比べ、中国人は静かで礼儀正しい。買い物を終えると地下鉄で帰り、車内では席も譲る。中国人は名も知られないホテルに泊まり、服やバッグ、宝石などに数千ポンドも払っても惜しむことはない」。中国人観光客はロンドン市場の「ポンド箱」となっており、英国に経済刺激効果をもたらしている。現在英政府はより多くの中国人観光客を引き付けるため中国人に対するビザの緩和策を検討しているという。

ドイツ紙『ベルリーナ・モルゲンポスト』は7日、「商品は全て本物」と題した記事で、「中国人観光客はドイツやヨーロッパメイドのアクセサリーや時計、洋服や革製品、生活用品を買うのが好きだ。有名な観光スポットであるシュヴァルツヴァルトに行っても、高級ブランドブティックが軒を並べるフランクフルト市内の「Goethestr」に行っても、中国人観光客の姿を見かける」と伝えた。ドイツで免税商品を購入する中国人観光客の支出額の平均は610ユーロ(約5000元、日本円で約8万円)に上る。ここまでの「大金」をはたく中国人に比べれば、アラブやロシアなどのヨーロッパの常連観光客も見劣りがしてしまうほどだ。一方、韓国メディアの7日付の報道によると、10月1‐7日、中国人観光客が訪れたことにより、韓国の百貨店では売上高が猛烈な勢いで急増し、前年同期の伸び率に比べ100‐150%増となった。1000万ウォン(約5万6000元、日本円で約90万円)の家具を買って帰る豪快な中国人観光客もいるという。韓国老舗デパート・新世界百貨店が7日に発表した統計データによると、中国人観光客は、一人あたりの消費額が平均200万ウォン(約1万1000元、日本円で約18万円)で、日本人の3倍に上り、驚異的な購買力を持っている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月9日

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