中国国務院は9日に発表した『国家衛星測位産業中長期発展計画』で、「2020年までに、中国の衛星測位産業の革新的発展の構図がおおむね形成し、産業規模が4000億元を上回り、産業規模とグローバル化水準は大幅に向上する」という中国衛星測位産業の発展目標を初めて明確に示した。10日付中国証券報が伝えた。
2012年の中国の衛星測位産業の生産額は810億元だった。計画によれば、今後8年間で生産額を3190億元引き上げる必要がある。計画の制定に携わった関係者は、「計画の最大の意義は、衛星測位産業の発展に対して統一的な計画を立てたことである。これにより、発展改革委員会、工業情報化部、科学技術部、財政部などの各政府部門は計画に沿って取り組むことができる」と指摘している。
「中国証券報」より 2013年10月10日