中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は、9日に発表した『農村中小金融機関行政許可事項実施弁法(意見募集稿)』で、個人が農村部で中小金融機関を設立することが可能であるとした。10日付中国証券報が伝えた。
農村中小金融機関には、農村商業銀行、農村合作銀行、農村信用社、村鎮銀行、金融会社、農村資金互助社などが含まれる。農村商業銀行の登録資本金は払込資本とし、登録資本金の下限は5000万元とする。
海外の銀行機関が発起人或いは戦略投資家として、農村商業銀行に出資する場合は、事前に銀監会の審査を受ける必要がある。銀監会は金融業のリスク防止と監督・管理の必要性に応じ、海外の銀行機関が発起人となる際の条件を調整することができる。
「中国証券報」より 2013年10月10日