中国における保険資金運用の市場化改革が更なる進展を見せている。中国保険監督管理委員会は先般、各保険会社に下達した『保険資金運用比率への監督管理の強化に関する通知(意見募集稿)』で、保険会社の投資資金の見直しを行い、流動性資産・固定収益類資産・権益類資産・不動産類資産・その他の金融資産の5つに分けるとした。11日付中国証券報が伝えた。
保険資金による投資が保険会社の前期末総資産に占める割合の上限について、権益類資産30%、不動産類資産30%、その他の金融資産20%、海外投資残高15%とすることを定め、流動性資産に対する規制はないとした。
「中国証券報」より 2013年10月11日