中国の習近平国家主席は先般、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で、「我々はより積極的に開放戦略を推し進め、互恵・ウィンウィン、多元的均衡、安全で高効率な開放型経済システムを整え、沿岸部、内陸部、国境地帯の開放、優位性発揮と相互補完を促進し、国際的な経済協力と競争をリードする開放的な地域を形成させ、地域の発展をけん引する役割を果たすことを目指している」と述べた。11日付中国証券報が伝えた。
改革と開放はもとより密接な関係にあり、中国共産党第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)では、中国の一新した開放戦略が打ち出される見込みだ。沿岸部、内陸部、国境地帯の開放拡大に向けた新政策は、三中全会の開催後に発表されると見られる。中でも『国境地帯開発開放計画(2012―2020)』は先んじて発表される見通しだ。