中国自動車メーカーの海外進出を加速
上海汽車集団股フェン有限公司(以下、上汽集団)は現在の戦略に基づき、上汽商貿が同グループの国際貿易事業の資金・貿易・物流・保管などのコストを、20%以上削減すると予想している。計画によると、上汽商貿はまず自由貿易区内に10万㎡の自動車部品調達センターを建設し、年間50万台分の調達能力を形成する。上汽商貿は将来的に、同グループの「国際貿易プラットフォーム」、「非製造類の海外マーケティング・投資プラットフォーム」に発展し、英国・タイ・その他の海外市場に部品の輸出入事業、国際融資・決算・投資などの付加価値サービスを提供する。
同グループの海外市場開発計画に基づき、伝統的な部品輸出入事業の自然な成長が合わさり、自由貿易区の将来の事業規模が急速に拡大する。その規模は5年内に200億元、2030年までに1000億元以上に達する見通しだ。