広東省が申請している粤港澳(広東省・香港・澳門)自由貿易区の設立方案は、すでに中国国務院に提出されており、国家関連部門は珠海市の横琴新区、深セン市前海特区、広州市の南沙新区などといった経済特区での調査を進めていることが分かった。15日付中国証券報が伝えた。
上記3つの経済特区はいずれも粤港澳自由貿易区の範囲に組み込まれる可能性がある。当該自由貿易区の設立にあたっては、サービス業の対外開放度を高めること、とりわけサービス貿易の開放水準の向上に重点的に取り組む方針である。横琴新区はサービス貿易に関する新政策を先行実施する試験区となる見通しである。