中国はすでに世界の製造大国になったが、依然として製造強国ではない。一部の産業の余剰生産能力と建設重複の問題が際立っており、資源・エネルギー・環境・市場からの制限が、国内製造業の発展の重要な制約要素となっている。工業先進国と比べ、中国の製造業は全体的な素養や競争力の面で大きく遅れており、多くの産業は依然としてバリューチェーンの中流・川下に位置している。
周部長は、「中国工程院の同研究予測結果によると、中国が製造強国になる道のりは次の三つの段階に分かれる。2020年に中国製造業総合指数は、ドイツの1960年代後半、日本の80年代後半の水準に達し、製造強国の仲間入りを果たす。2035年に中国の製造業総合指数はドイツ・日本の2012年の水準を上回り、全体的に見て名実相伴う製造強国になる。2050年に中国製造業総合指数はドイツと日本の同期の水準に達し、世界をリードする影響力を持つ製造強国になる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月16日