米国の自動車業界紙「オートモーティブニュース」が14日に伝えたところによると、日本のトヨタ上層部がこのほど、トヨタ初の水素燃料電池車を2015年年初に発売することを明らかにした。15年にはトヨタの同車種製造コストは約5万1千ドルに下がって現在の半分ほどになり、20年にはさらに15年の半分ほどになる見込みという。環球網が伝えた。
伝導システムと車体製造の監督管理の責任者を務める小木曽聡さんによると、コストが下がったので、トヨタの水素燃料電池車の販売価格は5万ドルから10万ドル(約31万-61万元)の間になるという。
トヨタが07年に製造した「ハイランダー」の燃料電池モデル車約100台では、1台あたりの燃料システムのコストは100万ドル(約610万元)近かった。小木曽さんが記者会見で述べたところによると、20年には燃料電池車のコストはハイブリッドカーの製造コストに近づく見込みだという。11月に行われる東京モーターショーで発表される予定の燃料電池車について、小木曽さんは「初代の燃料電池車は最初に体験する人にとってかけがえのない存在だ」と語る。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月20日