日本車はこれまで不利な状況に陥っていた。外部の市場環境からの影響以外に、製品ラインナップ全体が寿命を迎え、競争力が低下したことが原因として挙げられる。日本車の主力車種は今年に入り続々とフルモデルチェンジし、また新車種の発売により、効果的に販売を伸ばした。例えば広汽ホンダは今年、9世代目のアコードと新型中級車「クライダー」(中国名・凌派)を発売し、いずれも月間販売台数が1万台を記録し、大幅な販売増に貢献した。マツダはスカイアクティブテクノロジーを搭載した新車種を続々と発売し、販売が急速に改善された。
高い体系的能力を持つ自動車メーカーほど、市場の変動により良く対応し、成長を急速に回復できる。東風日産は過去一年間に渡り、市場の流れに逆行するようにして製品・サービス・販売チャネルなどの能力を強化し、苦境を乗り越え「100万台規模」の体系的能力を充実化した。東風日産の任勇副総経理は、「回復という言葉はすでに過去形となった。当社の戦いは始まったばかりだ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月21日