2012年3月に公布された「シェールガスの第12次五カ年計画(2011―15年)」は、15年までに全国のシェールガス資源の潜在力の調査と評価を終え、シェールガス探査・開発区を建設し、大量生産を実現し、年間生産量を65億立方メートルにするとしている。
国家レベルでシェールガス産業に「青信号」を点した理由について、国家エネルギー委員会専門家諮問委員会委員、アモイ大学エネルギー経済研究センター主任の林伯強氏は、原子力発電の発展が不明確で、その他のクリーンエネルギーもまだ発達していない中、天然ガスは中国のエネルギー構造を変え、スモッグを改善する重要な助けになると話した。
また、「中国の天然ガスを大規模に発展させるにはシェールガスを切り離すことはできない」とし、「中国の天然ガスの対外依存度は30%に達し、比較的安いパイプライン天然ガスは施設に依存していることから、他国に制限されやすく、石油よりリスクが大きい。中国はシェールガスを発展させる必要がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月1日