中国では、今後の国有企業改革の指針となる、『国有企業改革の深化に関する指導意見』と『公有制の実現形態の改善に関する指導意見』は、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)後に発表される見込みである。国有企業の分類管理、一部分野への民間資本による投資の解禁などがこの2つの文書の主な内容となる。
複数の消息筋によると、国有企業の分類管理が国有企業改革の重点となる。今後、同じ企業における「政策性」業務と「競争性」業務の違いに基づいた国有企業、特に大手中央企業(中央政府直属の国有企業)の解体が行われ、国有企業の再編で民間資本の投資チャンスが大きく広がる。
「中国証券報」より 2013年11月1日