上海・深セン上場銘柄の値動きを示す滬深300指数・CSI300を対象にしたオプションの模擬取引は8日、中国でスタートした。業界関係者は、「新商品発表前の重要な部分として、全市場の模擬取引のスタートは、株価指数オプションの発表が近づいていることを意味する」と指摘する。8日付中国証券報が伝えた。
専門家は、「世界金融市場に欠かせないリスクヘッジのツールとして、株価指数オプションはリスク管理・金融革新などの面で、重要な役割を発揮する」と見ている。
世界市場の経験を参考にし、中国大陸部の先物・現物市場の経営状況と結びつけ、株価指数オプション模擬取引は期日にのみ権利行使が可能な欧州式で実施され、差金決済のみが可能となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月8日