第8回中国北京国際文化創意産業博覧会(略称は「文博会」)が6日夜、北京で開幕した。7日から10日にかけて、文博会展覧会、PR・取引、サブ会場イベント、フォーラム、創意・体験など6大分類の100を超えるイベントが、北京の40余りの会場で実施される。
第8回文博会は「文化貿易の促進、経済のアップグレードの加速」をテーマとする。100を超えるイベントは、中国の文化体制改革および文化創意産業の発展の新成果・新商品・新業態・新たな文化産業提携プロジェクトを全面的に展示する。全国23の省・自治区・直轄市・計画単列市が代表団を派遣する。世界複製権機構(IFRRO)、国際ライセンシング産業マーチャンダイザーズ協会(LIMA)、国際博物館会議(ICOM)などの国際組織、米・仏・英・蘭・露・韓などの26カ国および香港・澳門(マカオ)・台湾地区の30数組の代表団が駆けつけ、文化創意産業の提携・交流を展開する。
今回の文博会はPR・取引に力を入れ、1000件を超える文化・科技、文化・金融、文化各産業の調和的発展の将来性が高いプロジェクトが世界を見据え、提携・取引のチャンスを探す。そのうち金融革新の文化産業に対する支援が特に注目を集めている。文化金融革新プロジェクトの締結およびブランドPR活動、北京文化創意産業投融資プロジェクト説明会、京西文化産業投融資プロジェクト説明会、北京財産権取引所の全国範囲文化創意産業プロジェクト投融資のPRといった一連の活動が、文化産業を国有商業銀行、国内外の民間資本と直接結びつく。北京国際版権取引センターが主催する著作権金融サービスプラットフォームの一連のイベントは、国内初の文化創意産業特別ミューチュアルファンドを設立し、文化創意産業著作権金融公共サービス商品を紹介する。
文博会は7日より、メイン会場の中国国際展覧センターで正式に開幕する。国内外の1800社余りの文化創意企業が、文化ショー・アニメ・ゲーム、ラジオ・映画・テレビ、新聞・出版・著作権貿易、工芸・美術、文化財・博物館、文化観光、創意あふれるデザイン、創意ある贈答品・芸術品の取引、スポーツ、都市彫刻などの文化創意関連分野の伝統革新文化商品、および全国の文化創意産業パークの重大産業提携プロジェクトを展示する。
文博会で6年連続で開かれている台湾文化創意優秀作品展示会は、台湾の150数社の企業による文化創意プロジェクト・商品を集める。そのうち台北市と台中市は初めて「双城文化創意テーマ特別展示会」を開き、台湾文化創意産業の新成果と全体像を展示する。
国内外の文化創意産業の関係者と市民は、本人の身分証明証を中国国際展覧センターで提示すれば、無料チケットで展示を楽しむことができる。
北京文博会は中国文化部、中国国家新聞出版広電総局、北京市政府が共催している。北京文博会は8年間に渡り影響力とブランド効果を高めており、中国文化創意産業国家級国際交流・提携のシンボル的な場となっている。一部の統計データによると、第1−7回の会場で締結された契約の総額は、3654億元に達する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月7日