上海交通大学国家文化産業創新・発展研究基地、中国文化発展指数研究センターはこのほど「2013年中国文化産業発展指数報告」を発表した。同報告によると、北京、広東、浙江、江蘇、山東、上海などで中国の文化産業発展の「新たなトップ10」が生まれている。人民網が伝えた。
内包的な成長不足が発展指数全体の低下の原因
同報告によると、中国文化産業の発展全体は基本的に安定しており、政策の低減的な効果が現れ始めている。資源の配置における市場の役割発揮の圧力を拡大し、中国の文化産業の発展において刷新能力を内側から生むことが中国の文化産業が安定的な発展を持続する上でのカギとなると指摘。また2010年と比べて、2011年の中国の文化産業発展指数の値は低下している。同指数は128.70で、2010年の131.44から2.74%低下した。同報告では低下の原因を、内包的な成長の不足が発展指数全体の低下をもたらしたとしている。
2009年と比べて、2011年は全国31の省・自治区・直轄市で文化産業発展の「新たなトップ10」が形成された。上位から北京、広東、浙江、江蘇、山東、上海、天津、湖南、福建、遼寧で、東、中部地区が依然として中国の文化産業発展の主な成長の地区である。北京は82.75の指数で安定的に1位を保ち、広東、江蘇、浙江がトップレベルを保っている。しかし上海の指数は6位の37.53に低下し、第2グループに転落した。