中国国家発展改革委員会(発改委)マクロ経済研究院の王一鳴常務副院長は先般、国務院新聞弁公室が開いた経済情勢ブリーフィングで、中国の投資が今後大きくペースダウンすることはないとの見方を示した。
「下半期は、景気下ぶれ圧力が引き続き存在する中、投資の面で、生産能力過剰問題が影響し、製造業投資が伸び悩むだろうが、不動産分野の投資は回復し始め、今後堅調に推移すると見られ、インフラ投資も比較的高い水準に維持される見込みだ」。「総じていえば、今後投資が大きくペースダウンすることはない」と王氏が強調した。
王氏はまた、「現代サービス業の発展が雇用をけん引し、住民の所得向上、消費促進にも寄与する」と述べ、サービス業の発展による景気下支えへの期待感を示した。
「中国証券報」より 2013年8月2日