ゴールドマン・サックスは11日に発表したレポートで、同業企業である中国燃気の株式の買収と天然ガスの売上好調を理由に、北京控股(00392.HK)の2013―2015年の1株当たり利益の予想を2%―4%上方修正し、その目標株価を5.84香港ドルから6.36香港ドルに引き上げた。投資判断は「ニュートラル」に維持した。12日付中国証券報が伝えた。
北京控股の1―9月期の経営状況が予想と一致している。年初から、同社の天然ガスの売上高が18%増加し、上半期の17%の増加幅を小幅ながら上回った。今後の見通しについて、東北コージェネレーションセンターが年末に運営開始の予定で、2014、2015年にはそれぞれ700、900メガワットの天然ガス発電の生産能力が増える。北京の冬季の熱供給が11月7日に始まり、2012年と比べて一週間遅くなったことがある程度2013年第4四半期の天然ガス売上高の伸びを影響するが、長期的には、同社が北京市の2017年前に燃料用石炭総量を1300万トン削減する政策で受益する。
「中国証券報」より 2013年11月12日