中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)で審議・採択された「改革の全面的深化における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」(「決定」)の全文が15日、発表された。
「決定」では、市場によって主に価格が決定される仕組みを整備することが打ち出された。市場によって価格を形成できるものは市場に任せ、政府が不当な干渉を行うことはしない。水や石油、天然ガス、電力、交通、電信などの分野の価格改革を推進し、競争による価格形成を伸ばしていく。政府が価格を定める範囲は主に、重要な公共事業や公共サービス、ネットワーク型自然独占の分野に制限し、透明度を高め、社会による監督を受けることとする。農産品の価格形成の仕組みを改善し、市場による価格形成の作用の発揮を重視する。(編集MA)
「人民網日本語版」2013年11月16日