中国証券監督管理委員会(証監会)の肖鋼主席は19日、資本市場の改革において「市場化、法治化、国際化」の方向性を堅持する必要があると述べると同時に、「株式発行登録制度の改革は重要な改革であり、市場・投資家への権利移譲における根本的施策でもあると強調した。20日付中国証券報が伝えた。
一方で、肖主席は、現行の『証券法』の改正などといった法律の整備のほか、さまざまな関連政策の改革を必要としていることを理由に、「株式発行登録制度の改革は漸進的に進めて行くしかなく、改革完了までに一定の過程が必要である」との考えを示した。そして、肖主席は「国際板(海外企業向け株式市場)開設の条件はまだ熟していない」と述べ、国際板の開設は当面ないことを明らかにした。
「中国証券報」より 2013年11月21日