中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は先ほど、メディアへの投稿で、適格国内機関投資家(QDII)と適格海外機関投資家(QFII)の資格・投資枠の承認条件を一層緩和する方針を明らかにした。21日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「QDII、QFII資格・投資枠承認制度の改革は、人民元の国際化、資本市場の開放において避けることができないことであり、政策の緩和が国内市場への投資拡大にもプラスとなる」と指摘している。一方で、「現在の状況を見て、周総裁の投資枠割当撤廃を含めた改革の条件がいつ整うかにはさらなる観察が必要である」との声もある。
「中国証券報」より 2013年11月21日