中国に投資する際の障害が指摘されていることに対し、中国商務部の沈丹陽報道官は先般、中国政府が外資の中国投資における制限を緩和する方針であると表明した。21日付中国証券報が伝えた。
沈報道官によると、中国が鉄鋼、化学工業、自動車などの一般製造業分野の外資参入基準を緩和する方向で調整しており、とりわけ外資参入における問題を根本的に解決する長期的メカニズムの早期確立が重視されている。市場参入障害が徐々になくなることで、外資による中国投資の意欲が高まる見込みである。ただ、制限緩和政策の実施までは一定の時間がかかるとの指摘もある。
「中国証券報」より 2013年11月21日