上海税関は本日、「上海外高橋保税区税関密輸取締り分局」を設立した。人民日報海外版が伝えた。
上海税関はこれについて、「中国(上海)自由貿易試験区設立後の各種事業の急速な発展により良く対応し、発生しうる密輸のリスクを効果的にコントロールするため」と説明した。新設された密輸取締り分局は、ポルノ・ギャンブル・麻薬などの密輸・違法活動を取締り、税関の正面からの監督管理の補助的役割を果たし、良好な経済発展環境を維持・保障する。
産業機能の位置付けと市場の選択により、自由貿易試験区の輸入貿易規模は輸出貿易を常に上回り、密輸のリスクが常に存在する。上海税関は今年4月だけでも、密輸された約6000トンのスラグと115トンの古タイヤを発見した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月28日