調査会社Technology Business Research(TBR)のデータによると、華為(ファーウェイ)のメモリ事業の売上伸び率は、2012年第2四半期から2013年第2四半期にかけて、5四半期連続で世界一となった。安定成長すると同時に、華為メモリ事業は取り組みを強化し続けている。日本市場で進展を実現したほか、イタリアやドイツなどのハイエンド市場でも相次いで受注を獲得した。その中には世界トップクラスの通信事業者であるボーダフォンからの受注も含まれる。人民網が伝えた。
米ガートナーのデータによると、華為メモリ事業は今年第1四半期に初めて、世界主流メーカーの出荷数・容量・売上で9位となった。第2・3四半期の最新データによると、華為メモリ事業の世界出荷台数と容量は、富士通とオラクルを抜き7位となり、売上はオラクルを抜き8位となった。
世界市場で好調な業績を記録するほか、華為は中国市場でもトップを走り続けている。
ガートナーのデータによると、華為メモリ事業の中国市場出荷台数は1位をキープし、2大メーカーのデルとHPを抜いた。出荷容量の面で、華為は初めてEMCとIBMを抜き1位となった。売上では初めてIBMを抜き、EMCに次ぐ2位となった。
華為メモリ事業市場部の担当者である経寧氏は、「華為はロー・ミドル・ハイエンドメモリ製品の統一と融合を実現した。華為はこれにより世界市場でシェアを拡大し、メモリ事業も企業市場の開拓を続けるだろう」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月21日