2013年は中国の新指導部が本格稼動を始めた年で、新政府が主導した今年の経済外交を振り返ると賞賛に値する点が多い。新時代の中国の経済外交の注目点と特徴は9つの流行語でまとめ、来年の経済外交の行方を少し探ることができる。
(5)ドーハラウンド、「初成果」
12月初めに開催された第9回世界貿易機関(WTO)閣僚会議(MC9)は最終日に難航していた新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)で、予想外の早期収穫を得た。この成果は中国と無関係ではない。
外紙によれば、MC9延長最終日の中国の斡旋が「重要な役割」を発揮したという。「中国は早期収穫となった今回の合意において『協議を促し、調和を促し、妥結を促す』役割を演じたという中国商務部の姚堅報道官の言葉にも裏付けられている。