中国では、種子業輸出政策の緩和が検討されている。関連部門の政策のひな形が出来上がっており、関連各部・委員会間の意見交換を経て最終的に確定する見込みだ。13日付中国証券報が伝えた。
中国のイネなどの細分化された種子業の技術水準は高く、輸出の面で大きな競争力を持つ。政策が緩和されれば、関連企業の海外市場開拓のペースが加速すると見られる。
業界関係者は、「種子業の輸出緩和は、国内の種子企業の商品が海外市場に大量流出することを意味するものではない。より重要なことは、企業の海外進出を加速させ、海外の割安な土地と労働力を利用し生産を進めることだ。これで国内市場への逆輸入を実現し、国内の技術開発に利益を与えることができる」と話す。
「中国証券報」より 2014年1月13日