◇食糧自給率が徐々に低下
中央政府が繰り返し食糧安全の基本姿勢を表す背景には、わが国の食糧自給率の低下がある。2013年、中国の食糧生産量が初めて6億193万5000トンの大台を突破し、連続10年増加した。ただここ数年、わが国の食糧輸入は増え続けている。
「国家食糧安全中長期計画綱要(2008-2020年)」によると、中国の食糧自給率は95%以上を維持する必要があるが、メディアの統計では、近年、米や小麦、トウモロコシ、大豆などの主食のうち、大豆の輸入が急増しており、実際の食糧自給率はすでにレッドラインを越えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月17日