管司長は、「QE終了は必ずしも悪いことではない。これは米国経済の好転を反映するもので、中国の外需環境の改善を促す。またQEは一気に終了するのではなく、徐々に終了に向かうため、中国に対する衝撃も軽減される。積極的にとらえると、QE終了の過程で一部の資本が先進国に回流した場合、人民元高騰の圧力が軽減することになる」と指摘した。
「問題に注意が必要」について、管司長は、「QE終了の過程で国際資本の回流が生じ、人民元相場の変動幅を拡大させることもある。QEの終了に伴い、国際金融市場の資金コストも変化し、中国企業の財務に影響が生じる可能性がある。ゆえにこの可能性を重視し、積極的に対応するべきだ」と警鐘を鳴らした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月26日