全国の26省(自治区・直轄市)が昨年の地域総生産(GRP)を昨日発表した。北京、上海の前年比成長率は全国と同じたったが、その他24省はいずれも全国値(7.7%)を超えた。当面の統計では、貴州の成長がもっとも力強く、12.7%に達した。次いで天津、西蔵(チベット)の12.7%。重慶が4位で12.3%。5位は雲南で12.1%。経済参考報が伝えた。
昨年の統計データがまだ発表されていない遼寧、黒竜江、内モンゴル、甘粛、寧夏を除いて、残り26省(自治区・直轄市)のうち、GRP総量を見ると、広東は6兆2163億9700万元(1元は約17円)で引き続き首位。2位は江蘇で5兆9162億元、3位は山東で5兆4684億3千万元。この3省だけが国内でGRP総量5兆元を超えた。
各地のデータを見ると、地方GRP合計が全国を超えるすう勢は依然明らかで、26省GRPの合計はすでに56兆3020億8900万元に上り、全国(56兆8845億元)に肉薄している。遼寧、黒竜江、内モンゴル、甘粛、寧夏5省(自治区・直轄市)政府活動報告が発表した予測値に基づけば、全国31省(自治区・直轄市)GRPの合計はおよそ60兆3707億8900万元、全国を4兆687億元超え、安徽省と福建省の年間GRPの合計にほぼ相当する。